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ジローフリーク

先週品川店で大ブタWを完食して店を出て少し歩くと、後ろからいきなり「Hey!」と呼び止められた。
振り返ると、ハーレーにまたがった外人のバイカーがそこにいた。
でっぷりとした体格に、この寒いのに半そでTシャツに皮の鋲打ちベスト、
熊親父のようなヒゲをたくわえ頭には星条旗模様のバンダナにレイバンのサングラスといった
本当に、ハリウッド映画の悪役に出てきそうなハーレー乗りだった。
ハーレー親爺はエンジンを切るとバイクを降り、俺にずんずん近づいてくる。

やばい・・・殴られるのか?と思ったが、親爺は思いっきり俺に顔を近づけると品川二郎の入り口を指差して
『おまえ、今あそこから出てきただろ!あれがジローか!?』と英語で聞いてきた。声がでかい。
「ああ、そうだよ。二郎品川店だ。」つたない英語で答えると、ハーレー親父はいきなりガッツポーズをして
『そうか!俺はジローを食いにフィラデルフィアから来たんだ!それで、どうなんだ、ジローはうまいのか!?あ!?』
「ああ、旨いよ。ボリュームもたっぷりだ。」
そう答えると、ハーレー親爺はサングラスを取り、意外に人なつこそう青い目をキラキラ輝かせながら
『そうか!Boy、おまえもジローフリークなんだな!これを見てくれ!』
といいながらTシャツの袖をまくりあげ、ズイと俺の方に肩を突き出してきた。そこには


Rot






と刺青が彫ってあった。
『ありがとうBoy!俺もジローフリークになってくるぜ!』
そう叫ぶと、ハーレー親爺はどすどすと重い足音をたてながら品二郎に向かって駆け出した。

実話。

               

     

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