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あなたは悪口を言われている

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みんな悪口が好きだ。
上司の愚痴、恋人の愚痴、友達の愚痴。
悪いところをあげつらって、こういうところが悪い、とかこういうところをなおすべきだ、とか断罪する。

かなり多くの人が人の悪口を言っているのは知っていると思う。
しかし、あなたも当然言われている、ということには気づいていない人も多い。
あなたが普段、人に言うくらいの悪口は、あなたに対しても言われている。
あなたに知り合いが100人いたとしたら、100通りの悪口を言われている。
陰であなたのことをよく言っていえる人は滅多にいない。
あなたの悪いところ、あなたの治すべきところを裏であなたの上司、あなたの恋人、あなたの友達は言っているんだ。

なんだかいやな気持ちになるって? でも、いつもあなたがやっていることだ。
別にたいした理由もなしに悪口を言っているだろう?あなたの悪口を言っている人も、たいした理由はないんだ。
あなたの嫌いなところを陰で言っているだけだ。

僕はそれに気づいた時、すごくいやだった。
世界の人が僕の幸せを願っているわけでもなく、僕に好意を持っているわけじゃない。
それに気づいたとき相当ショックだったもんだ。
でもおかしな話しだ。自分は会う人すべての幸せなんて願っていないし、多くには好意を持っているわけじゃない。
そして、ちょっとでも悪いところある人には悪口を言っているんだ。
それと同じことをされているのは当たり前だよな。

とりあえず、悪口は言わないことにしてみた。
そうすると、自分が言っているのと同じ分だけ悪口を言われている、という気持ちはなくなった。
悪口を言うメリットってなんだっけ?憂さ晴らし?
それとも人の欠点を指摘して、自分が優秀だと思われたい?それもわからなくなってきた。

人間、自分がしていないことは想像がつかないものだ。
悪口を言われている総量が変わらないとしても、それが想像つくかつかないかだとずいぶんとストレスも減るもんだ。
悪口は減らないよ。でも気づかないというのはすごく素敵だ。遠い世界のことなんていちいち気にしてられないものね。
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